毎日が楽しくあるために 黒シュナ&白シュナ生活


by cay06310
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シュールを理解できない私

Amphigorey 題名:Amphigorey
 著者:Edward Gorey
 ISBN: 0399504338
 総語数:1200
 レベル:3.5
 備考:The Doubtful GuestThe Unstrung Harpなど
     ゴーリーの初期作品15編が掲載
 オススメ度:★★★★☆



母の趣味の一つに絵本がある。
集めるのが趣味だったのか、読むのが趣味だったのかいまだ定かではないが、
絵本の図書館でも開くのかというくらい、家には絵本があった。

子どもの頃の一番のお気に入りは、石井桃子さんのちいさなねこで、
なんども補修して大切に読んでいた。
家から抜け出してしまった子猫を母猫が探しに行くというお話なのだけれど、
今にも絵本から飛び出してきそうな本物そっくりの子猫が子ども心に惹かれたのだろう。
今読み返すと、昔懐かしい日本の挿絵がまたなんとも味わい深い。

他にも、おしいれのぼうけんすてきな三にんぐみ
子ども心にドキドキ感が味わいたくて何度も読んでもらったのを覚えている。

その母親コレクションの中で、どうしても理解できないものがゴーリーの絵本だった。
中でもうろんな客は、理解できないのだけれどなぜか弾かれる不思議な絵本だった。

いきなり現れた珍客。
話し掛けても、壁に向かって鼻を押し当て、ただ黙って立ったまま。
朝になれば、大食らいでお皿まで食べるし、蓄音機のラッパははずす、
夜中には徘徊するし、本は破る。
それなのに家族は追い出す風もなく、
なんとなくありのままを受け入れている。

今読んでも全く理解できないけれど、
なんとなくホッとさせてくれるペン画に惹かれていたのだろうか。

小さな頃から我が家にはシーズーがいたから、
子ども心に珍客とシーズー達を重ね合わせていたと言うのもあるのかもしれない。

我が家の歴代シーズーは、子どもに乱暴に扱われていたにもかかわらず
吠えない、噛まない、イタズラしないの出来た犬ばかりだったが、
やはり子どもには理解できない部分もあった。

珍客度からいけば、今のあぷ嬢の方が傍若無人さからいっても当てはまっている。
今となっては、珍客を受け入れる家族の気持ちがとてもよく理解できる。


うろんな客 ちいさなねこ 
おしいれのぼうけん すてきな三にんぐみ


 備考:Berkley Pub Group社から2冊
  ・Amphigorey
  ・Amphigorey Too
 Harcourt社から2冊出版されている
  ・Amphigorey Also
  ・Amphigorey Again(2005/04出版予定)
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by cay06310 | 2004-09-17 13:42 | 多読